PTSD(心的外傷後ストレス障害) [過去の出来事でうなされる、不安・緊張がずっと続いている人へ]



うつ病は決して珍しい病気ではなく、誰でもかかりうる病気です。

■PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは?

心的外傷後ストレス障害は、大きなショックを受けるような出来事を体験した後、ふとしたきっかけでその光景を何度も繰り返し思い出したり、 悪夢にうなされる、不安・緊張がずっと続いているなど様々な症状がみられる病気です。

 

■PTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因

心に傷を受けるような出来事は、毎日の生活の中ので誰しも経験し得る事ですが、 外傷後ストレス障害の原因として、「命にかかわるような事故、重傷を負うような出来事を体験した後、思い出したくないのに何度もそのことを思い出してしまう」 ことがあります。
日常的な失敗や失恋は含まれず、誰であっても強い恐怖やショックを感じるのが当然と思われるものに限られます。

例えば、地震、火事などの天災の被害にあった、肉親や知らない人から性的暴行を受けたことがある、 肉親や知らない人から暴力をふるわれたことがある、 子供時代に虐待されたり、いきすぎたイジメを体験したことがある、 犯罪行為の現場を目撃した、人の生死にかかわるような現場に立ち会ったことがある、などの大きな出来事が原因になることが多いのです。

■心的外傷後ストレス障害の症状

 

■症状は大きく3つに分けられます。
■フラッシュバック現象
強い恐怖や不安を感じた時のことが鮮明によみがえり、再び同じ体験が起こっているかのように感じること。

■回避・麻痺症状
出来事の一部を思い出せない。出来事を思い出すような場所を避ける。今まで感じていた幸せや喜びを感じられない。 物事への興味や関心が低下している。

■興奮状態、過敏反応
常にイライラして眠れない。必要以上に警戒心が高まる。ちょっとした物音にも過敏に反応する。

このような症状が1ヶ月以上続くと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されます。


■PTSDの治療

原因として考えられているのは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの機能異常であるとされています。
これはうつ病やパニック障害と同様で、ストレスなどによって、セロトニンが低下しているために、神経伝達のバランスが崩れてしまい、さまざまな症状が現われるとされています。
現在、「SSRI」といわれる新しいタイプのお薬が開発され、PTSDにも効果があるとされていて、当院ではこの最新のお薬を使っての治療を行っています。



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