PMS(月経前症候群)[月経前になると、不安定な身体・精神状態になる場合]




■PMS(月経前症候群)とは?

月経の約2週間前から、身体・精神的に不安や痛みなどの症状があらわれ、月経が始まると症状が落ち着いたり、まったく起こらない、といったことを毎回繰り返します。 排卵〜月経直前は女性ホルモンのバランスが崩れ、それがさまざまな症状となって現れるのではないかと考えられていますが、まだ原因ははっきりと分かっていません。
およそ女性の20〜50%にの症状があらわれ、そのなかでも約5%の人が月経前不快気分障害という、重いPMS(月経前症候群)だといわれています。

 
■主な症状

【身体的】

過食、嘔吐、体重増加、動悸、乳房の張りと痛み、腰痛、腹部の張り、便秘、下腹部痛、頭痛、ほてり、のぼせ(ホットフラッシュ) 、不眠(寝つきが悪い、寝ていてもすぐに目が覚めるなど)、ピリピリする痛み、関節痛、筋肉痛、無気力、失神、疲労感、圧迫感、重い感じ、めまい、手足のしびれ、にきび、じんま疹、手足のむくみ、など

【精神的】

集中力低下、記憶力低下、興奮、混乱、錯乱、抑うつ、感情的、神経過敏、気分の極端な上下、神経質、涙もろい、短気、孤独感、など

 
■原因

現在、下記の女性ホルモンが関与していると言われてます。

卵胞刺激ホルモン
卵を作り出している卵巣に働きかけ原子卵胞の発育を促します。
また、エストロゲンといわれるホルモンの産生、分泌を促しています。

エストロゲン(卵胞ホルモン)
月経終了〜排卵まで分泌され、女性器の発育を促進し、子宮内膜を増やす(増殖期)働きをします。

黄体化刺激ホルモン
卵巣内で成熟した卵胞に働きかけ、排卵を起こします。

プロゲステロン(黄体ホルモン)
排卵後に分泌され、増えた子宮内膜に受精卵が着床しやすいように、柔らかく保つ働きをします。約2週間で分泌期間が終わり、その間に受精卵が着床しなければ、厚く増殖した子宮内膜は体外へ排出させる働き(月経)をします。

 
■PMS(月経前症候群)の治療法
 

治療方法としては、カフェイン、アルコール、塩分、糖分などの、刺激物を取るのを控えたり、 炭水化物を多く含む食品を取ったりする食事療法と、不安感や痛みなどを抑えたり、ホルモンバランスを変更する薬物療法があります。
また、ストレス発散の為のスポーツや、マッサージなども効果があるとされています。

働けない、うつ症状がひどいなど、重い症状が出る方は、一度医師の診察を受けることをお勧めします。

   


indexへもどります。