くすりのおはなし

ロナセンの効能と副作用について

脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)の働きを整えることにより、強い不安や緊張感をやわらげ、気分を安定させます。 通常、統合失調症の治療に用いられます。

■服用方法

通常、成人は1回1錠(主成分として4mg)を1日2回食後に服用することから始め、徐々に増量されます。
維持量は1回1~2錠(4~8mg)を1日2回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は6錠(24mg)です。
必ず指示された服用方法に従ってください。空腹時に飲むと期待した効果を得られないことがあるため、食後に飲んでください。
飲み忘れた場合は、気がついた時点で食後または軽食をとった後に1回分を飲んでください。
ただし、次に飲む時間が近い場合は服用しないで、その後は指示された時間から飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

■副作用について

主な副作用として、パーキンソン症候群(手足のふるえ、筋肉のこわばり、動きが遅い)、 アカシジア(じっとしていられない)、不眠、ジスキネジア(顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動)、 眠気、不安・焦燥感・易刺激性、発疹、湿疹、そう痒などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]
・顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動 [遅発性ジスキネジア]
・食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘 [麻痺性イレウス]
・食欲不振、吐き気・嘔吐、けいれん [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
・手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ [横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。