くすりのおはなし

ジプレキサの効能と服用方法について

ジプレキサは、「非定型抗精神病薬」といわれる新しいタイプのお薬として開発された治療薬です。
気分を調整する作用があるので、統合失調症のみではなく、強い不安感や緊張感、気分の停滞など、様々な精神状態の改善に使用されます。
それまで使用させていたお薬に比べて副作用が少なく、陽性症状(妄想、幻聴、混乱、興奮)の改善に加え、従来では改善が難しいとされていた陰性症状(感情鈍麻、思考・意欲減退)にも効果が期待されています。
また服用回数も1日に1回で済むなど、患者さんの負担も軽減されています。
当院ではこの最新のお薬での治療を行っています。

■服用方法

ジプレキサは、1日1回、寝る前に服用します。
最初は5mg程度から服用を開始し、上限20mgまで徐々に増量します。
そのまま約3ヶ月ほど経過を見て、10mg程度にまで減量しますが、症状には個人差があるため、その都度お薬を調節していくことになります。

■副作用について

眠気、便秘、口が渇いたり、ふるえ、ソワソワして落ち着かなくなる、めまい、ふらつきなどが現われる場合があります。
その際は、医師と相談して、お薬を調節することもあります。
※飲み始めには強い「立ちくらみ」が出ることがありますので、注意してください。
※ 副作用は個人差があります。