くすりのおはなし

デパケンの効能と副作用について

脳内の抑制性神経伝達物質γ-アミノ酪酸(GABA)を介して、片頭痛発作発現を抑えると考えられています。
通常、片頭痛の治療に用いられ、片頭痛の発作を防ぐ、もしくは軽くします。
起こってしまった片頭痛発作を改善する薬ではありません。

■服用方法

通常、1日4~8錠(主成分として400~800mg)を2~3回に分けて服用しますが、
年齢・症状により適宜増減されます。ただし1日10錠(1,000mg)までとされています。
必ず指示された服用方法に従ってください。飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。
次の服用時間まで4時間程度あけてください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

■副作用について

主な副作用として、傾眠、失調・ふらつき、吐き気・嘔吐、食欲不振、胃腸障害、全身倦怠感などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・全身倦怠感、傾眠傾向、ふらつき [高アンモニア血症を伴う意識障害]
・全身倦怠感、食欲不振、発疹 [中毒性表皮壊死融解症、 皮膚粘膜眼症候群]
・ 全身がだるい、めまい[あざ溶血性貧血、赤芽球癆]
・食欲不振、全身倦怠感、白目や皮膚が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
・激しい腹痛、発熱、吐き気 [急性膵炎発熱]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。