くすりのおはなし

ジェイゾロフトの効能と服用方法について

当院では、うつ病、パニック障害などの治療薬として、SSRIと呼ばれるお薬を使って治療していきます。
ジェイゾロフト(セルトラリン)は「セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)」と呼ばれるお薬で、1990年にイギリスで承認され、世界45ヶ国以上で服用されており、うつ病・強迫神経症・パニック障害の治療に広く使われています。
日本では2006年4月20日にファイザー株式会社が製造販売承認を取得し、商品名「ジェイゾロフト™」として2006年7月より処方が可能なお薬となりました。
日本ではフルボキサミン(ルボックス・デプロメール)、パロキセチン(パキシル)に次いで3番目のSSRIとなります。

■ジェイゾロフトの効能について

うつ病、強迫神経症、パニック障害、PTSDなどに効果があります。
これらの症状は、ストレス等によってセロトニンが低下するため、神経伝達のバランスが崩れ、さまざまな症状が現われるとされています。
セロトニンが上昇してくると、意欲が出てきたり、不安が解消されたり、気分が穏やかに安定してきます。

■服用方法

1日25mgを初期用量とし、1日1回経口投与を行います(最大量…100mgまで)。
症状にあわせて100mgを超えない範囲で適宜増減します。

■副作用について

主な頭痛、眠気、吐き気、下痢、震えなどがあります。
※副作用は個人差があります。重い症状が出た場合、すぐに受診してください。

■離脱症状について

ジェイゾロフトはいままでのSSRIの中では離脱症状が比較的少ないことが特徴です。
そのため患者さんに負担をあまりかけることなく、治療を行うことが可能になりました。